「2ヶ月後の空手の試合は参加できないと思っていましたが、拳の痛みが改善しました」
「子供が格闘技で怪我をしてもすぐに相談できるので安心です」
お子様の空手やボクシングの怪我でお悩みの患者さんから喜びの声をいただきました。
空手を習う子供の怪我:握れないほどの拳の怪我の改善事例
こんにちは、大阪市西淀川区佃でなかむら鍼灸接骨院を開業しています、院長の中村賢仁と申します。
この度の患者さんは、空手を習う小学5年生のお子様(以下M君)でした。
お話しを伺うと、空手の練習中に拳を傷め、病院での標準的な治療を受けていましたが、3ヶ月たっても改善が見られないとのこと。
そこで、お医者さんからは手術を勧められたようです。
しかし、ご本人も親御さんも手術を避けたいという思いから、当院に来院なさったのです。
M君の親御さんより、拳の痛みのせいで、
「もう5ヶ月間も空手の稽古がろくにできない状況でした。そこで道場の師範がなかむら安楽接骨院をお薦めしてくださった」
と教えてくださいました。
実は、当院ではある空手の道場の師範からの紹介で、拳を傷めて負傷した選手たちを何人も施術させていただいた経験があります。
この度はブログに今までたくさんの空手の怪我を施術させていただいた経験から、格闘技選手に起こりやすい拳の怪我についてブログにまとめています。
このブログの内容は、日常では体験することのないことかもしれません。
ですが、同じような拳の痛みの症状で困っている方や、武道や格闘技をされている方のお役に立てれば嬉しく思います。
ぜひ、最後までお読みください。
危険!空手や格闘技、ボクシングを習う子供に起こるかもしれない拳の怪我
今回の空手を習うお子様M君が、なかむら安楽接骨院に来院された経緯は、5ヵ月前に空手の練習で拳を傷めてしまい、1ヵ月ぐらい経っても治らず、だんだん酷くなってきたので病院に受診されました。
M君の左拳は、病院でレントゲンを撮っても骨に異常はないとのこと。
さらに詳しく検査をするためにMRIを撮ると、拳の腱が腫れていると診断され、しばらく様子を見る形になりました。
そこから3ヵ月経っても変化がないということで、別の病院でも詳しく検査を受けることになったのです
すると、人差し指と中指の間の関節の靭帯を傷めていると診断され、そこでは手術をすすめられたのでした。
M君と親御さんは、「手術は嫌だ」と、他に何か手立てがないかということで藁をも掴む思いで当院に来院なさいました。
当院ではまず
・拳が握れるかどうか?
・左手に力がちゃんと入るか?
を検査させていただきました。
初めて◯君のお体を検査させて頂くと、痛めた左手では、手を開くこともままならない状況で、左手でコップを持つのも痛くてできない状態だったのです。
空手やボクシング、格闘技を習う子供の怪我や不調の原因はどこにある?
空手で拳の怪我をしたM君のお体をさらに詳しく検査していくと、
・拳以外に左の肘の動きが、右と比べて明らかに曲がりが悪い状態
・左肩もバンザイができない状態まで硬くなっている
ことが明らかになりました。
そこで当院では、拳の施術とともに、肩や肘の硬くなってしまった部分を柔軟かつ、なめらかに動くように整体や医療機器を用いて調整しました。
突然ですが、私たちの体は、美しい庭を維持するための散水システムのような機能があります。
庭に水をまくことで、花や植物に必要な栄養と水分を供給し、健康な状態を保てます。
このシステムと同じように、私たちの体内で血が流れることによって、老廃物を除去し、栄養や酸素を全身の細胞に届けています。
この血液の流れが健康な状態を保つための鍵となり、特にこの度の空手による拳の怪我の治療においては、この血流を促進し、回復を助けることが重要でした。
左の拳が数ヶ月経っても改善しなかった理由は、肩や肘の硬くなった筋肉や関節が硬くなり、手先への供給する血の巡りが悪くなっていた可能性があったのです。
ですので、カチカチに硬くなった肩や肘の関節や筋肉を整体で調整することで、血の巡りを促し、痛めた拳に栄養や酸素が届けられるようになり、不調を改善に導くことが可能となります。
空手を習う子供が拳の怪我を克服し、試合で活躍できた理由
M君は当院ではおよそ2回の施術をさせていただき、左の拳が握れるようになりました。
2回目の施術後に、M君から
「(拳が)握れた!」
「何ヵ月ぶりに握れた!」
という感動の声をいただいたときは、私としても嬉しい限りでした。
そして、M君から「拳の痛みで諦めかけていた1ヶ月後の試合にも出場したい!」と、いう相談をいただき全力で応援させて頂くことになりました。
3回目の施術ではベッドに拳をつけて、体重をかけることまでできるようになり、リハビリも兼ねて、傷めているところに直接圧をかけることを徐々に取り組んでいただいたのです。
その結果、5回目の施術後は、バンテージのようにテーピングを巻けば、サンドバッグ、ミットの練習中も、左でパンチを打てる状態まで回復できたのでした。
※拳を痛めた時のテーピングの巻き方は別のブログで紹介させていただきます。
そして、大会の10日前には実際に組み手(試合に一番近い練習)ができるようになったと報告をいただきました。
患者さんから「これで試合に間に合います」という声をいただいたときは、私も胸があつくなりました。
当日は私も大会に同行して見守らせていただきました。
初戦が今まで一度も勝てたことのない相手に見事勝利!
試合を見ていた私は思わずガッツポーズ。
2回戦は優勝候補の選手との対決となりました。
遠目で見ると、M君の体とくらべると2倍以上の体格差がありました。
いざ試合になると、優勝候補の少年と比べても遜色のない技術とパワーほぼ互角の戦い。
私だけでなく試合を見守る観客が固唾を飲み、手に汗握る攻防が繰り広げられました。
しかし、M君は惜しくも判定で負けてしまいました…
M君からは試合後に清々しい表情で「拳が良くなって大会に出られただけでも嬉しい」と、私にお礼を伝えにきてくださいました。
私の方こそ良い試合を見させていただき、ありがとうございました。
子供の空手や格闘技による怪我でお悩みでしたらなかむら安楽整骨院にご相談ください
この度、M君のお父様から喜びの声をいただきましたので、ご紹介させていただきます。
ケガでなかなかスポーツに復帰できずにお悩みの方や親御さまの励みになれば嬉しく思います。
兵庫県在住 10代 男性
症状:左拳の痛み
半年前ほどから拳を痛めて、手が握れず左拳を使わずに稽古をしている状態でした。
治療期間:1ヶ月間半 治療回数10回
Q:何が決め手で当院を受診されましたか?(当院を選んだ理由など)
師範からの紹介で受診しました。
Q:どのような症状にお悩みで当院を受診されましたか?
左手拳の痛みで、病院に通院しても全く治らなかった。
Q:実際に受診されてよかったことを書いてください。
空手で左手拳を痛めて、3つの病院に通院しましたが、
改善せず、不安に思っていました。
なかむら先生に治療していただいてから日々改善しています。
何よりも、時間はかかるけど、良くなるからと言っていただいた事が嬉しかったです。
(10代学生の父 男性 兵庫県在住)
この度ご紹介させていただいた患者さんのように、空手や格闘技の怪我で病院に行ってもなかなか改善しない。
あるいは手術をすすめられたという方でも、この度のケースのような改善事例があります。
もし拳の痛みでお悩みの方がおられましたら、一度当院までご相談いただければと思います。
当院では腰痛や肩こりでお悩みの患者さんをはじめ、今回の少年のようにスポーツや格闘技による怪我にも対応しております。
もし、同じようにお悩みの方がおられましたらお早めに当院までご相談ください。
最後までブログをご覧いただきありがとうございました。
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【監修:なかむら鍼灸接骨院院長 柔道整復師・鍼灸師 中村賢仁】
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