私って側弯症なの?子供も大人も自宅でできる検査法を公開

「子供が側弯症かもしれないと、学校の健康診断で指摘された」
「鏡で自分の体を見ると肩や骨盤の高さが違う…これって側弯症?」

 

このブログをお読みいただくことで、ご自身やお子様が側弯症かどうかを見分けることができます。

 

私って側弯症なの?子供も大人も自宅でできる検査法を公開

こんにちは大阪府大阪市西淀川区佃にある、なかむら安楽接骨院の院長、中村賢仁(なかむらけんじ)と申します。

 

当院では側弯症(そくわんしょう)と診断されたお子様が多く来院されています。

 

【側弯症って、どんな状態なの?】

 

側弯症というと難しく聞こえますが、簡単に言うと「背骨が横に曲がってしまう状態」のことです。普通、私たちの背骨は真っすぐですが、側弯症になると、まるでアルファベットの「S」や「C」のように背骨が曲がってしまいます。

 

お子様やご自身の体を見て

 

・肩の高さが左右で違う

・服を着たときに、ウエストラインが左右で合わない

・背中を見ると、片方の肩甲骨が出っ張って見える

 

こういった症状が見られたら、側弯症の可能性があります。

多くの場合、お子様が側弯症だと発覚する経緯は、学校の健康診断です。

その後、病院でレントゲンを撮って検査したのち、側弯症かどうかを診断されます。

 

このブログで側弯症の診断方法をまとめさせていただきました。

 

側弯症は早めのケアと対処が必要となります。

側弯症でお悩みの方はこのブログを見ていただくことで、側弯症についての対処法を学ぶことができます。

ぜひ最後までご覧ください。

 

子供の側弯症でお悩みのお母様へ - 手術せずに改善できる可能性があります

 

通常、背骨は後ろから見るとまっすぐになっています。

しかし、側弯症の場合、背骨が左右どちらかに傾いた状態のことを言います。

側弯症は一般的に、整体やマッサージ、ストレッチといったケアで治る側弯症と、治らない側弯症に判別されています。

 

 

ストレッチやマッサージでも治る側弯症と治らない側弯症の違い

 

側弯症には機能性側弯(きのうせいそくわん)と構築性側弯(こうちくせいそくわん)があります。

側弯症の2つのタイプは当院の患者さんに以下のように伝えています。

 

漢字が多くて申し訳ありませんが、2つの側弯症のタイプをなるべく簡単に説明背させていただきます。

 

 

機能性側弯症(きのうせいそくわんしょう)

 

突然ですが、新しく買ったタンスを置いたら、少し傾いてしまいました。でも、タンス自体には問題がありません。床が少し傾いていたり、脚の長さが揃っていなかったりするのが原因です。

これが機能性側弯症のイメージです。

例えば

・姿勢が悪くて背骨が曲がっている(タンスの置き方が悪い)

・脚の長さが違うせいで体が傾いている(タンスの脚の長さが揃っていない)

・腰痛で体が曲がっている(床が傾いている)

 

嬉しいことに、この場合は原因を直せば(床を平らにしたり、タンスの脚を調整したりすれば)、タンスはまっすぐに戻ります。

 

つまり、機能性側弯症は、背骨も元に戻る可能性が高いんです。

 

構築性側弯症(こうちくせいそくわんしょう)

今度は、タンス自体が工場で作られたときから少し曲がっていたとします。

これが構築性側弯症のイメージです。タンス(背骨)そのものに問題があるので、置き方を変えても完全にはまっすぐにならないかもしれません。

例えば

・生まれつき背骨の形が少し違っている(タンスが最初から曲がっている)

・筋肉の病気で背骨が引っ張られている(タンスの中身が片方に偏っている)

・原因がはっきりしない(なぜかタンスが曲がっている)

 

こちらは原因を特定するのが難しく、完全に元に戻すのは大変かもしれません。

でも、適切なケア(タンスでいえばサポートを入れたり、中身の配置を工夫したりすること)で、見た目も機能も改善できる可能性があります。早めに気づいて適切なケアをすれば、大きな問題にならずに済むことも可能です。

 

早めの対応が、側弯症を矯正する鍵となるのです。

 

当院では、構築性側弯症の患者さんに、背骨が歪む要素を取り除き、歪んだ背骨を矯正する技術を導入しています。

 

教えて!側弯症の原因と重症度の鑑別方法

現在、構築性側弯症の原因は不明とされています。

 

日本での治療方針は、10度〜20度の角度が軽度と言われております。

日本では、これ以上酷くならないようにコルセットを処方されるか、酷い場合は手術を推奨されることがあります。

 

側弯症の重症度を解説します。

 

まず、側弯症は先ほど言った通り背骨が曲がった状態です。

側弯症の重症度は、レントゲンで背骨を撮影したのち、背骨の曲がり始めと曲がり終わりの線を結んだ部分の角度を測ります。この角度のことをコブ角と言います。

 

側弯症はコブ角の数値で重症度を測ります。

 

軽度は先ほど説明した、10度〜20度のコブ角です。

軽度の場合は17歳〜18歳の成長期が終わるまで、経過観察となります。

コブ角が25度〜40度を超えると中度となり、コルセットを処方される場合があります。

さらに40度を超えると重症となり、病院では手術を推奨される場合があります。

 

 

そもそも側弯症はどうやって気付くかというと、学校の検診で側弯症の疑いと診断されることが多いです。

もし側弯症と診断された場合は、病院でレントゲンを撮っていただき、そこで確定診断となります。

 

 

ですが、子供の姿勢が悪い。

あるいは自分の体を鏡で見て、肩の高さの違いがある。

骨盤の位置が違う。

 

といった時に、いきなり病院に行く方は少ない傾向があります。

 

ですので、このブログでは、ご自身で側弯症を判別する方法をご紹介させていただきます。

 

「うちの子、最近いつも背中丸めて座ってるな」

「鏡を見たら、右と左のくびれが違う」

 

と思ったときには、この方法を試してみてください。

大切な家族や、ご自身の側弯症を早期に発見するため、お役に立てれば嬉しく思います。

 

 

自宅で簡単にできる側弯症の検査

自宅で簡単にできる側弯症の検査法を紹介させていただきます。
動画のリンクも載せておきますので、文章でわかりにくい時には、そちらもお役に立てると考えています。

 

① まず、両手を組みます。

 

② 足を腰幅ぐらいに広げます。

 

③ その状態で体を前に倒します。

 

後ろから見た時に背中と腰の高さに左右差があるかチェックします。

左右どちらかが明らかに出っ張っている場合は側弯症の疑いがあります。

 

実は私も側弯症なのです。ですので、左の背中が、右と比べて少し盛り上がっています。

私は自分の側弯症を整体や運動によって軽度の状態に矯正できました。

 

もし、私と同じように背中が明らかに盛り上がる時には、お早めにご相談ください。

 

 

側弯症でお悩みでしたらご相談ください

最後までブログをお読みいただきありがとうございます。

 

私も子供の頃に学校の健康診断で側弯症が見つかりました。

 

その後、病院で側弯症の診断を受けた際に「側弯症がひどくなれば、手術が必要だ」と、お医者さんから告げられた時、母が涙を流して「何とか治せないですか!」と先生にお願いしていたことを覚えています。

 

そして、子供の頃から側弯症を矯正するために、たくさんの治療を体験してきました。

 

いろいろと試行錯誤して取り組んだ結果、今では側弯症を軽度の状態まで矯正することに成功しています。

 

当院では、私の体験をもとに3年前より本格的に側弯症の施術を導入し、手術を避けることに成功した事例が5例ございます。

 

側弯症の患者さんに対して、日常生活の注意点や整体を用いて対処しております。

 

もしも側弯症でお悩みでしたら、当院までご相談ください。

 

このブログが側弯症でお悩みの方の励みになれば、嬉しく思います。

 

 

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【監修:なかむら安楽接骨院院長 柔道整復師・鍼灸師 中村賢仁】

なかむら安楽接骨院