シーバー病の治し方|子供の踵の痛みを改善する3つのストレッチと対処方法

「10歳の子供が運動をした後に踵が痛いと訴えてくる」

「子供が歩くだけでも踵が痛いというので、病院に行くとシーバー病という診断を受けた」

 

そんな時はこのブログがお役に立てると考えています。

 

 

 

シーバー病でお子さんの踵の痛みにお悩みの方へ|効果的な自宅ケア方法

 

大阪市西淀川区佃でなかむら鍼灸接骨院を開業しております、院長の中村賢仁と申します。

 

「練習後に踵が痛い...」

「歩くだけでも痛がっている...」

 

そんなお子さんの姿を見ると、親としては本当に心配になってしまいますよね。

 

小学校高学年のお子さん、特にサッカーやバスケ、陸上など激しく動くスポーツをしているお子さんに多く見られる踵の痛み。

実は、それは「シーバー病」という成長期特有の症状かもしれないんです。

 

せっかく頑張って練習してきたのに、試合に出られない...そんなお子さんの悔しい気持ち、痛いほど伝わってきます。

 

そこで今回は、当院で実際に効果があった方法を3つご紹介させていただきます。

実際、10歳のサッカー少年も、これらの方法と当院での施術を組み合わせることで、わずか2ヶ月で痛みなくプレーできるようになりました。。

 

もし今、お子さんのシーバー病でお悩みでしたら、ぜひ最後までお読みいただければ幸いです。

 

 シーバー病とは?小学生の踵の痛みの原因と症状をチェック

シーバー病(成長期の踵の痛み)の原因と特徴

 

シーバー病は、小学校高学年の男子に特に多く見られる踵の成長痛の一種なんです。

 

なぜなら、成長期のお子さんの踵の骨はまだ柔らかく、激しい運動によって炎症を起こしやすい状態にあるからです。

特にバスケットボールやサッカー、陸上競技など、ジャンプや急な方向転換を繰り返すスポーツをしているお子さんに多く見受けられるのが特徴です。

 

シーバー病の症状チェック|踵の痛みの見分け方

 

もしお子さんが次のような症状を訴えていたら、シーバー病の可能性があるかもしれません:

 

・スポーツの練習後に踵が痛くて足をつくと痛がる

・特に踵の内側を痛がっている

・踵の真裏の部分を触ると痛がる

・朝起きた時の一歩目が特に痛い

 

シーバー病の簡単セルフチェック方法|踵の痛みテスト

 

実は、お母さん、お父さんでも簡単にチェックできる方法があるんです。

 

1. まず、お子さんに壁の前に立ってもらいましょう

2. 次に、壁に手をついて支えにしてもらいます

3. そして、両足で踵を上げ下げしてもらってください

 

下記画像のような時はシーバー病の可能性があります。

 

この時、お子さんが「上げにくい」と感じる方の足、または親御さんから見て明らかに上がっていない方の足がシーバー病になっている可能性が高いです。

 

もしこのような症状がある場合は、まず病院で診察を受けることをおすすめします。というのも、正確な診断を受けることが、適切な対処への第一歩となるからです。

 

シーバー病の治し方|自宅でできる3つのストレッチと対処法

 

病院を受診しても踵の痛みが良くならない...2週間休んでも、練習を再開するとまた痛くなってしまう...そんな経験をされている方も多いのではないでしょうか。

 

実は、そんな時こそ、これからご紹介する3つの方法が効果を発揮するんです。

 

方法1:シーバー病のアイシング方法|踵の痛みを和らげる交代浴

歩くだけでも痛い、踵とふくらはぎを少し触っただけでも痛がってしまう...

そんな急性期の痛みには、まずアイシングから始めることが大切なんです。

 

アイシングの手順

1. ビニール袋に氷を入れ、水を少し加えて氷嚢を作ります

2. 踵の内側と後ろ側を中心に当てます

3. ふくらはぎの後ろと内側の固い部分にも当てます

4. 5分冷やして、5分休む(これを3回繰り返します)

5. その後、お風呂に浸かって冷やした部分を温めます

 

お風呂での交代浴

1. 冷たいシャワーか氷で患部を冷やす

2. お風呂に浸かって温める

3. これを3回繰り返します

 

この「冷やす→温める」を繰り返す交代浴療法は、血液の流れを良くして、炎症を早く鎮める効果があることがわかっています。

 

方法2:シーバー病に効くストレッチ|ふくらはぎの柔軟性向上

 

ふくらはぎの筋肉が固まってしまうと、踵への負担が大きくなってしまいます。そのため、優しくストレッチして、緊張を和らげてあげることが重要なんです。

 

 

まずは優しくさする

・ふくらはぎの内側の骨を、下から上に向かって優しくさすります

・力加減は痛くない程度で大丈夫です

・気が向いた時に何回でもやってあげてください

 

 

効果的なストレッチ方法:

 

 

1. 痛みのある足を椅子か台に乗せます

 

2. 踵を下げた状態で置きます

 

 

3. 踵の高さを変えずに、そのまま膝を前に倒します

 

4. ふくらはぎの後ろ側がじんわり温かくなる、または伸びている感じがあればOKです

 

 

5. 15秒キープを3回、朝晩1日2回行います

 

決して痛くなるほど伸ばす必要はありません。

お子さんが「気持ちいい」と感じる程度で十分効果が期待できます。

 

 

方法3:シーバー病用サポーターの選び方と使い方|踵の保護

サポーターを着けることで、踵への衝撃を和らげ、負担を大幅に減らすことができるんです。

 

サポーターの使い分け:

・日常生活でも踵が痛い場合:普段から着用(学校にも着けていく)

・スポーツの時だけ痛い場合:運動時のみ着用

 

サポーターの選び方:

・Amazonなどで「シーバー病 サポーター」で検索

・当院ではミズノさんのサポーターをおすすめしています

・サイズは必ずお子さんの足に合ったものを選んでください

 

いつまで着ける?

・スポーツ中にサポーターを外しても痛くなければ外してOK

・日常生活で痛みがなくなれば外して大丈夫です

 

シーバー病の改善事例|10歳サッカー少年が2ヶ月で完治した症例

 

 

 

実際に当院に通院された10歳のサッカー少年から、とても嬉しいお声をいただいています。

 

 

 

 

Q何が決め手で当院を受診されましたか?

友達が通っていておすすめしてくれたので。

 

Qどのような症状にお悩みで当院を受診されましたか?

ふくらはぎが痛くなったため。

ひざが痛くて走れなくなったため。

 

Q実際に受診されてよかったことをかいてください

痛みがとれて、次の日から動きがよくなった。

ジャンプをしても足が痛くなかったので、サッカーができて本人も、親もうれしいです。

 

お名前:Y.R  年齢:10歳  性別:男性  住所:大阪市  職業:学生

 

 

お子さんご本人からいただいた声をそのまま紹介させていただきます。

 

 

シーバー病の施術経過|なかむら鍼灸接骨院での治療

「なかむら鍼灸接骨院で2ヶ月の間に5回施術を受けました」

 

シーバー病完治後の状態|踵の痛みなくスポーツ復帰

施術後の変化:

「いたみが少しずつとれてきたのでシュートも打てるようになってプレーができるようになった。痛みが3が1になった」

 

お母さんからも

「息子がまたサッカーを楽しめるようになって、本当に感謝しています」

とのお言葉をいただきました。

 

このお子さんの場合、自宅でのケアと当院での施術を上手く組み合わせたことで、予想以上に早い改善につながりました。

 

シーバー病の整体治療|なかむら鍼灸接骨院の施術方法

シーバー病の根本治療|体の歪みと踵の痛みの関係

 

当院では、単に痛みのある部分だけでなく、体全体のバランスを整えることを何より重視しています。

 

施術の流れ:

1. まず体の歪みをチェックし、整えます

2. ふくらはぎの緊張を和らげる整体を行います

3. 医療機器を用いて、深部の筋肉にもアプローチします

 

なぜなら、体の歪みを整えることで、片方の足にかかっていた体重が均等になり、踵への負担を大幅に減らすことができるからです。

さらに、血液の流れが良くなることで、自然治癒力も高まっていくんです。

 

シーバー病と体のバランス|成長期の子供に多い原因

 

お子さんは成長期で体のバランスが変わりやすい時期にあります。

しかも、スポーツをしているお子さんは、片側に負担がかかりやすく、知らず知らずのうちに体が歪んでしまっていることが多いんです。

 

実は、この歪みこそが、特定の部位に過度な負担をかけ、シーバー病のような症状を引き起こす原因となっていることがあるんですね。

 

シーバー病の治し方まとめ|踵の痛みを改善する3つのポイント

 

シーバー病でお悩みのお子さんをお持ちの親御さんへ

 

まずは今回ご紹介した3つの方法を、1ヶ月ほど続けてみていただければと思います:

 

1. 交代浴療法で炎症を鎮める

2. ふくらはぎのストレッチで筋肉を柔らかくする

3. サポーターで踵を保護する

 

これらの方法は、お家で簡単にできて、お子さんの負担も少ない方法ばかりです。

だからこそ、無理なく続けることができます。

 

ただし、それでも一向に良くならない場合は、体の歪みなど、根本的な原因が隠れているかもしれません。

そんな時は、ぜひ一度当院にご相談いただければと思います。

 

お子さんが大好きなスポーツを、痛みなく心から楽しめる日が一日でも早く訪れることを、心より願っております。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

皆様の健康を心よりお祈りしております。

 

 

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【監修:なかむら鍼灸接骨院院長 柔道整復師・鍼灸師 中村賢仁】

 

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