「階段の上り下りの際に股関節が痛くてつらい…」
「股関節が痛くて、長く歩けないから趣味の旅行も諦めている」
そんな股関節の不調がある時にはこのブログがお役に立てると考えています。
長引く股関節の痛みが改善した理由!原因と対処方法を公開
こんにちは、大阪府大阪市西淀川区でなかむら安楽接骨院を開業しています、院長の中村賢仁と申します。
この度は股関節の痛みを自宅で解消する方法を、ブログで紹介しています。
この度お伝えする方法は、現在治療を取り組まれている方にも有効だと考えております。
人工関節の手術をされた方にも有効な方法ですので、股関節の痛みでお悩みでしたらこの度の方法をお試しください。
なぜこのブログを作成したかと言いますと、当院に1年前から股関節の痛みに悩まされている患者さん(Aさん)が来院されました。
痛くなってからは最寄りの接骨院に通っておりましたが、徐々に症状が悪化してきたため、
近所の方に相談したところ、当院を勧められて来院されたのでした。
Aさんにお話を伺うと
「階段の上り下りの際に股関節が痛くてつらい…」
「股関節が痛くて、長く歩けないから趣味の旅行も諦めている」
と、教えてくださいました。とても大変だったことと思います…
そこで、Aさんには施術とともに股関節の痛みを取る方法をお伝えしたところ、劇的に股関節の痛みが良くなったのです。
この度はAさんにお伝えした、股関節痛の対処法をブログにまとめました。
Aさんと同じように股関節の痛みでお悩みでしたら、このブログがきっとお役に立てると考えています。
ぜひ、最後までお読みください。
教えて!病院や整骨院に行っても治らない股関節痛の原因
股関節の痛みで困っている患者さんを診させていただくと、ほとんどの患者さんが股関節に動きの制限があります。
この動きの制限を起こしている原因は筋肉の強張りや、関節の変形であることが多いです。
病院ではレントゲンを撮った時に、股関節の変形を指摘されるケースがほとんどです。
Aさんは筋肉が原因で動きが悪くなっていたと判断しました。
私の経験上、股関節が痛くなる原因は、ほとんどの場合が筋肉と関係しています。
※先天性のものや、股関節の変形が強いものは除く
他にもたくさんの要因がありますが、多くの場合、筋肉に対してアプローチを行うことで股関節の痛みが改善傾向に向かいます。
股関節痛がみるみると良くなった理由
股関節は周辺の筋肉によって滑らかに動く構造になっています。
股関節は、私たちの体の中で重要な役割を果たしています。
家の扉を想像してみてください。扉が滑らかに開閉するためには、しっかりとした蝶番と、適度に動く周辺の部品が必要ですよね。
股関節も同様で滑らかに動くためには、周りの筋肉がバランスよく働く必要ことが求められます。
お尻の筋肉は扉を後ろに引く手
お尻周りの筋肉は、まるで扉を後ろに引く手のようです。この「手」がしっかり働くと、股関節はスムーズに後ろに動きます。
股関節前側の筋肉は扉を前に押す手
反対に、股関節の前側にある筋肉は、扉を前に押す手のような役割をします。この「手」が活躍すると、股関節は前にスムーズに動きます。
また股関節の左右についている筋肉も同様に、股関節の動きをサポートしています。
家の扉が滑らかに開閉するには、蝶番の手入れだけでなく、扉全体のバランスが大切です。股関節も同じで、周りの筋肉全体のバランスが重要です。
だからこそ、股関節の痛みを改善するには、筋肉へのアプローチが効果的です。
Aさんには当院でお伝えした対処法を取り組むことによって、
・階段の上り下りが楽になった
・長時間歩くと股関節の周りが痛いという不調がなくなった
・長時間歩けるようになった
・諦めていた旅行に再び行けるようになった
と、喜びの声をいただきました。私としても嬉しい限りです。
もし、Aさんと同じように股関節の痛みでお悩みでしたら、これから今お伝えする3つの方法を取り組んでみてください。
股関節痛を自分で矯正する3つの方法
股関節を自分で矯正する方法1:痛みのない股関節の運動
まずAさんに初めに取り組んでいただいたことは、股関節を動かせる範囲で動かすということをお伝えしました。
やり方は寝た状態でも、立った状態でも、座って行っても問題ありません。
立って行う場合は柱や壁などを持っていただき、痛い方の股関節を前に出します。
つま先を少し上げた状態でかかとを支点にします。
そして、左右に動かすような意識で股関節を外に開いたり、内に閉じたりします。
この時の注意点は、つま先から動かすような意識ではなく、股関節の付け根から動かしているという意識が大切になります。
痛みがひどいという方もいらっしゃると思いますので、痛くない範囲で少しずつ動かすような意識を持って取り組んでみてください。
回数は朝昼晩と1日3回、1回につき5回、左右に動かしてみてください。
股関節を自分で矯正する方法2:股関節の周りのストレッチ
次は椅子に座った状態でお腹の横側の筋肉を動かす運動です。
右側を動かす場合は右手を上げて、できる方は肘を持って体を伸ばしたい側の反対側に倒します。
倒した状態で10秒間キープしてください。
反対側も同じように10秒間取り組んでください。この運動は朝昼晩の3回行ってください。
この状態で横側のお腹が伸びていれば成功です。
肩が痛い方は手首を持っていただいても構いません。
股関節の痛い側だけではなく、反対側も同じように行うことがポイントです。
この運動の注意点は、息を止めずに行うことです。股関節や体に痛みが出る場合は痛くない範囲で行ってください。
股関節を自分で矯正する方法3:ウォーキング
股関節痛を治すためには痛くない範囲で歩くことが大切です。
長時間歩くことが初めのうちはつらいと思いますので、痛くなる手前で止めていただければと思います。
例えば5分歩くのがつらければ4分、3分で止めていただくようなイメージです。
先ほどお伝えした2つの運動を行いながら取り組むと、徐々に歩ける距離が増えてくる傾向があります。
ですので、痛くない範囲でウォーキングを行ってみてください。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
お伝えした3つの運動をまずは1週間やってみてください。
1週間続けられたら、次は2週間、3週間、その次は1ヵ月という形で、徐々に成功体験を積み重ねるようなイメージで取り組んでいくことで、徐々に股関節の痛みが軽減する傾向があります。
その結果、徐々に痛みなく歩ける時間も増えてくると考えています。
ぜひ取り組んでみてください。
股関節痛でお悩みでしたら、ご相談ください
ブログで紹介させていただいたAさんにはこの3つの運動を取り組んでいただき、当院の施術も受けながら3ヵ月間で股関節の痛みが気にならない状態になりました。
そして、Aさんは買い物もできるようになったと教えてくださいました。
「この調子なら、諦めていた旅行もできそうです」
と、嬉しそうな顔を見て、私も嬉しい限りでした。
変形がひどく、手術を勧められているような股関節はなかなか良くなりませんが、少しでも股関節に動きをつけてあげることで、手術後も早く良くなる傾向があります。
また、手術をした後もこの運動を取り組んでいただくことで、股関節周りが安定し、手術前と同じように元気に動き回れる可能性があります。
もし現在、股関節の痛みでお悩みでしたら、この度紹介した3つの方法を取り組んでみてください。
それでも一向に良くならない時は、当院でも施術が可能です。
その際はお早めにご相談ください。
このブログがお役に立てれば幸いです。
最後までブログをご覧いただき、ありがとうございました。
★予約専用電話番号 070-8332-3622
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【監修:なかむら安楽接骨院院長 柔道整復師・鍼灸師 中村賢仁】
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