コルセットに頼らず腰痛を治していく方法を公開

「コルセットを外しても腰痛の心配がなくなりました」
「腰痛も改善し、コルセットをつけ忘れるようになりました」

腰痛でコルセットを外せなかった患者さんより、喜びの声を頂戴しています。

 

コルセットに頼らず腰痛を治していく方法を公開

 

こんにちは、大阪府大阪市西淀川区佃でなかむら鍼灸接骨院を開業しております、院長の中村賢仁です。

 

この度のブログでは、コルセットに頼らずとも腰痛を解消していく方法をまとめています。

 

このテーマを取り上げた理由は、当院に来院なさる患者さんの中に、

 

・腰痛がひどく、コルセットがないと生活できない

・腰痛が怖くてまるで下着のように毎日コルセットをつけている

・5年以上も腰痛予防のためにコルセットをつけ続けている

 

という方がいらっしゃったからです。

 

実はコルセットに頼らずに腰痛を和らげていく方法があります。

長期間コルセットを着けていた患者さんにも、当院でお伝えした対処法を実践していただきました。

 

その結果、今ではコルセットをつけ忘れるくらい腰痛が改善し、元気に生活されていらっしゃいます。

 

そこで、今回のブログでは腰痛をコルセットに頼らずに和らげる方法をまとめました。

 

「コルセットがないと仕事ができない」

「コルセットをつけてないと腰痛が不安で仕方ない」

 

このようなお悩みをお持ちの方も、この度のブログで紹介している方法を実践することで、コルセットに頼らず腰痛を和らげることが可能です。

 

ぜひ最後までご覧ください。

 

腰痛で座っている時も、寝ているときもコルセットが外せなかった患者さんの改善事例

 

腰痛でコルセットが手放せなかった患者さん(以下Aさん)の改善事例をご紹介させていただきます。

 

Aさん60代の女性の方で、パートのお仕事をしながら家事もこなしておられる方でした。

 

Aさんは過去にヘルニアを患い、手術をされました。

しかしながら、手術から1年経っても腰痛が改善せず、コルセットが手放せない状態だったと教えてくださいました。

コルセットを外すと長時間歩けず、家事の最中も立ちっぱなしでいることが困難とのことでした。

その旨を病院に相談すると、さらに頑丈で大きなコルセットを処方され、

 

「これをつけて生活しなさい」

 

と、指導されたそうです…

 

Aさんは頑丈なコルセットをつけていれば腰痛は少し楽になるものの、コルセットを外すと「ひどい腰痛になる」とお悩みでした。

 

また、頑丈なコルセットを装着すると体は安定する一方で「息苦しい」「前屈みの作業がしづらい」といった支障もでていました。

加えて、コルセットを外してしまうと長時間真っ直ぐ立っていることができず、

長距離を歩くと徐々に体が前に倒れてしまうとのことでした。

 

 

 

Aさんはヘルニアの手術後に仕事を休職されていましたが、

「そろそろ仕事に復帰したい」

「なんとか早く腰痛を治したい」

「コルセットをつけずに生活できるようになりたい」

という思いを胸に、当院に来院なさったのです。

 

ヘルニアの手術をしても腰痛が改善せずコルセットが外せないという状況は、本当にお辛かったことと思います。

 

Aさんは私と一緒に施術に取り組んでくださり、およそ2ヶ月でコルセットに頼らずとも普通に生活できるまでに回復されました。

 

コルセットを外しても腰痛が再発しなくなった理由

 

Aさんには、当院の施術以外にもご自宅で取り組んでいただいたことがあります。

 

Aさんのお体を診させていただいたところ、お腹の前の筋肉が硬くなっており、肋骨も動きが悪く、呼吸が制限されている状態でした。

加えて、コルセットを外すと姿勢を維持できず、体が前屈みになってしまうという問題も抱えていらっしゃいました。

 

ここで少し、イメージしてみてください。

 

 

上着や服を前でしっかり縛ってしまうと、体は自然と前に倒れやすくなりますし、後ろに反らそうとしても動きが制限されてしまいますよね。

 

私たちの体は呼吸をする時に胸が膨らんだり縮んだりします。しかし、体のどこかが硬くなって動きに制限がかかると呼吸の動きまでもが制限され、結果として体の柔軟性や姿勢にも影響が出てしまのです。

 

 

マスクを長時間つけて呼吸が浅くなり「なんだか一日中疲れやすかった…」という体験はありませんか?

 

Aさんのお身体も、まさにそれに近い状態でした。お腹の筋肉が硬くなり、肋骨の動きも制限されていたため、呼吸が浅くなってしまっていたのでした。

その結果、長期間にわたり体が疲労しやすい状態になっていたのでした。

 

 

 

腰痛を治すためにコルセットを外すタイミング

 

それでは、なぜコルセットを長期間つけると、このようなことが起きてしまうのでしょうか?

 

明確なエビデンスや数値データがあるわけではありませんが、コルセットを長期間つけていることで、体は常に何かに支えてられているという状態が当たり前になります。

 

 

さらに、私たち人間は呼吸をする際に、胸やお腹が膨らんだり縮んだりします。

ですが、コルセットを長期間つけることによって、この呼吸の動きが制限されてしまう恐れがあるのです。

Aさんがコルセットをつけると「息苦しい」と訴えておられたのも、まさにこのためでした。

 

もちろん、腰痛が強く不調がある時にはコルセットが一時的に体を支える役割を果たしてくれます。

ただし、腰痛が落ち着いてきたら、少しずつお腹や背中周りの筋肉を鍛えていくことが大切だと考えています。

 

 

「え!運動しないとダメなの?」

 

と、思われた方もご安心ください。

 

当院では、とても簡単に取り組める方法をご提案しています。それによって、コルセットに頼らずともご自分の力で腰痛を和らげていくことが可能です。

 

当院でお伝えしている、「コルセットに頼らずとも腰痛を和らげる方法」をまとめました。

 

 

腰痛が怖くてコルセットを外せなかった患者さんがみるみる良くなった3つの方法を公開

 

 

Aさんの施術では、まず硬くなった筋肉や関節が柔らかくなるように整体を行いました。

 

さらに、日常生活で簡単に取り組める3つの方法をお伝えいたしました。

 

この3つの方法を実践していただくことで、硬くなった筋肉や呼吸を制限している要因を和らげ、コルセットに頼らず生活できる体作りが可能になります。

とても簡単に取り組める方法ですので、ぜひ参考にしてみてください。

 

1 コルセットに頼らず腰痛を解消していくエクササイズ1

 

コルセットに頼らず腰痛を和らげるエクササイズの1つ目をご紹介します。

※現在コルセットをつけている方は外してから行ってください。

 

①上向きに寝ます。

②手のひらをお腹の上に乗せます。目安としては、みぞおちとへその中間あたりに手を置きます。

 

③お腹が膨らむように意識してまずはゆっくり息を吸います。

④お腹が膨らんだら、次はゆっくり息を吐ききります。

⑤息を吐ききったときに、お腹や背中がじんわりと張る感じがすればOKです。

ポイント:

息を吐く時は、吸う時よりも長く吐いてください。

例:息を3秒かけて吸ったら、吐く時は9秒かけてゆっくり吐いてください。

この呼吸法を繰り返すことで、体が膨らみ、吐くことで縮むという呼吸の機能を回復させることができます。

 

 

2 コルセットに頼らず腰痛を解消していくエクササイズ2

 

2つ目のエクササイズです。

※コルセットをつけている方は外してから行ってください。

①背もたれのある椅子に座ります。背もたれにもたれていただいて構いません。足は組まず、足の裏を床にしっかりつけて座ってください。

 

 

 

②肋骨からみぞおちの方にかけて両手を置きます。

 

③お腹(手を置いた部分の内側あたり)に空気を入れるようなイメージで息を吸い込みます。

すると、手の触れている部分が膨らむのがわかるかと思います。息を吸い込んだら吐いていきます。

 

ポイント:

息を吐くことで手が触れている部分が縮む感覚がわかるかと思います。

こちらも息を吸うよりも、息を吐く時間を長くすることが大切になります。

このエクササイズを行うことで呼吸の機能を取り戻すことが可能となります。

そして、コルセットを長期間つけることで動かなくなってしまった腹筋の機能を回復することが可能になります。

 

 

2 コルセットに頼らず腰痛を解消していくエクササイズ3

 

①立った状態でバンザイをして、手のひらがを上に向けたまま腕を天井に向けて伸ばします。

 

②腕を天井に向かって伸ばしながら、足裏で地面を押し付けるように意識しましょう。

上半身は天井へ、下半身は地面に向けて伸ばすイメージで体を引き伸ばします。

ポイント:

お腹が伸びている感じがあればOKです。

この時も呼吸を止めないように、ゆっくり呼吸をして行ってください。

10秒間、無理のない範囲で伸ばしてください。

 

Aさんには1か月間、この3つの方法を朝、晩と1日2回続けていただきました。

 

その結果、今ではコルセットに頼らなくても、日常生活が送れるようになっています。

 

 

腰痛で座っている時も、寝ているときもコルセットが外せなかった患者さんの改善事例

 

腰痛でお悩みだったSさんは、1ヵ月の間に5回施術させていただきました。

 

4回目の施術後にはコルセットがなくても日常生活がおくれるようになり、私に笑顔で「散歩に出かけれるようになりました」と教えてくださいました。

施術10回目には、仕事の復帰にも前向きになられたようです。

 

 

この度、Sさんから喜びの声を頂戴しておりますので、こちらで紹介させていただきます。

 

Sさんと同じように腰痛の不調でお悩みの方の励みになれば嬉しく思います。

 

Sさん50代女性

大阪市西淀川区在住 職業:会社員

お悩みごと:コルセットを外すと体が前に倒れてきて腰が痛くなる
施術回数  10回  施術期間  2ヶ月

 

 

Q:何が決め手で当院を受診されましたか?(当院を選んだ理由など)

 

Q:どのような症状にお悩みで当院を受診されましたか?

 

Q:実際に受診されてよかったことを書いてください。

 

 

コルセットがないと腰痛で不安な時はお早めにご相談ください

最後までブログをお読みいただき、ありがとうございます。

 

Aさんは今では家事にも支障なく取り組めるようになり、仕事への復帰にも目処がついたと教えてくださいました。私としても本当に嬉しい限りです。

 

Aさんと同じように

「コルセットがないと腰痛が怖い。」

「コルセットがないと生活ができない。」

 

とお悩みの方は、ぜひこのブログで紹介した3つの方法を1ヶ月ほど取り組んでみてください。

 

それでも不調が続く時には他にも何か原因があるかもしれません。

そんな時は当院で施術が可能です。お早めにご相談ください。

 

このブログが腰痛でお悩みの方のお役に立てれば嬉しく思います。

 

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【監修:なかむら鍼灸接骨院院長 柔道整復師・鍼灸師 中村賢仁】

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