首こりや頭痛の改善事例:不調を自分で解消した方法を公開

「首こりがひどくなると、頭痛で仕事や家事にも集中できなかった」
「痛み止めの薬を飲んでも、首こりや頭痛が治らなかった」

 

このように、首こりや頭痛でお悩みだった患者さんの改善事例をブログにまとめています。

 

首こりと共に起こる頭痛まで解消する新アプローチ!

こんにちは、大阪市西淀川区佃でなかむら鍼灸接骨院を開業しております、院長の中村賢仁です。

 

当院には肩こりだけでなく、首こりのお悩みで来院なさる患者さんが多数いらっしゃいます。

首こりでお悩みの患者さんにお話を伺うと、ほとんどの方が頭痛も併発しておられるのです。

 

ですが、当院の施術とともに、ご自宅であることに取り組んでいただくと、首の痛みや頭痛を解消していく患者さんを多数見てきました。

 

ですので、この度のブログでは、首の痛みと頭痛が改善した症例を紹介させていただきます。

 

このブログをお読みいただくことで、首こりを解消していく方法が身につくと考えています。

 

ぜひ最後までお読みください。

 

首こりに伴って起こる頭痛まで解消した理由

 

突然ですが、首こりに伴う頭痛でお悩みだった患者さんの事例を紹介させていただきます。

首こりや頭痛でお悩みを抱えて当院に来院なさった患者さんは30代の女性の方(以下、A
さん)でした。

 

Aさんはパソコン作業の多い事務仕事をしており、家事や育児も両立されている方でした。

以前から首こりや頭痛に悩まされ、いくつかの医療機関を受診したものの改善に至らず、当院に来院されました。

 

お話を伺っていくと、首こりがある時は湿布を貼って対処していたとのこと。

また、首こりが酷くなると頭痛まで出てくるため、痛み止めを服用していたと教えてくださいました。

さらに、度々首を寝違えることもあり、首こりが悪化するたびに寝違えの不安を抱えて生活されていたこともお話しくださいました。

 

お忙しい中、不調を抱えて生活するのはとても大変だったことと思います。

 

 

湿布を貼っても治らない…教えて!首こりに伴う頭痛の3つの原因

実際にAさんのお体を診させていただくと、首周りの筋肉が硬くなっており、右を向きづらい状態になっていました。

 

姿勢を確認すると、体が丸まり、体の前側の筋肉(首の前や胸、お腹の筋肉)が硬くなっていました。

 

また、腰や骨盤の高さを確認すると左右で差があり、立っていただいた際には体が斜めになっている状態でした。

 

このような状態が続くと、首こりや頭痛だけでなく、様々な体の不調が現れる恐れがあります。

 

① 首こりに伴う頭痛が起こる原因:呼吸の制限

 

私たち人間の体は、呼吸の際に胸やお腹、背中が膨らみます。

そして、息を吐く時には胸やお腹、背中が膨らみ、息を吐くとそれらが縮む、風船のような機能があります。

 

Aさんの場合、姿勢が丸くなり、体の前側の筋肉が硬くなっていたことで、胸が開きにくくなり、呼吸が制限されていました。

その結果、酸素が体に取り込みにくくなり、疲労がたまりやすい状態になっていたのです。

 

「マスクを付けていると息苦しくて疲れる」という経験はないでしょうか?

それと同じように、呼吸が少しでも制限されると、私たちの体は疲れやすくなってしまうのです。

 

② 姿勢から見る首こりに伴う頭痛が起こる原因

 

2つ目の原因は「土台(足元)の歪み」です。

 

足元のバランスが崩れると、不安定な足場の上に立っているような状態になります。その結果、頭や首を支えている筋肉に負担がかかり、緊張が続いてしまいます。

 

こうした状態では、日常生活の中でも首こりや肩こりが起こりやすくなってしまうのです。

 

③ 首こりに伴う頭痛の原因は筋肉に緊張

 

3つ目の原因は、Aさんの首周りの筋肉がガチガチになっていたことです。

筋肉や関節が硬くなると、血流の循環が妨げられます。

私たちの血液には、酸素や栄養が豊富に含まれており、筋肉や関節、皮膚、内臓などの各部位に栄養を届けています。

 

ですが、筋肉や関節の柔軟性が失われると、血流の通り道が圧迫され十分な酸素や栄養が行き渡らなくなってしまいます。

庭のガーデンホースが捻れると水が出にくくなりますよね。

それと同じように首回りの筋肉や関節が硬くなると、血液の流れが悪くなり、

結果として、首こりや頭痛を引き起こす原因となるのです。

 

このように、

 

・呼吸の制限

・土台(足元)の歪み

・筋肉の緊張

といった3つの原因が重なり、Aさんの首こりや頭痛は長引いていたのです。

 

しかし、ご安心ください。

Aさんは当院での施術に加え、日常生活の習慣を少し見直していただいたことで、首こりや頭痛が次第に改善されていきました。

 

 

首こりに伴う頭痛がみるみると解消された3つの方法を公開

結論から申し上げます、Aさんは2カ月の間に5回の施術をさせていただきました。

 

5回目の施術が終わった頃には、「首こりや頭痛が起こらなくなった」と喜びの声をいただきました。

 

Aさんには首や胸や背中周りの筋肉を柔軟にする整体治療を行いました。

そしてご自宅では、簡単に取り組める3つの方法を実践していただきました。

 

今回はAさんだけでなく、当院の首こりでお悩みの患者さんにもお伝えしている方法を初公開いたします。

 

1 首こりや頭痛を治すには入浴が大切

1つ目は、お風呂にゆっくり浸かっていただくことをおすすめいたしました。

お風呂に浸かることによって硬くなった筋肉や関節が緩み、血液の流れが活性化されることで首こりや頭痛の改善につながります。

 

2 首こりや頭痛を治すには座り方や立ち方を変えることがポイント

2つ目は座り方や立ち方を意識することです。

Aさんは事務作業が続くと背中が丸くなり、顎が前に出るような姿勢になってしまうと教えてくださいました。

 

このような姿勢が続くと胸の筋肉が縮まり、呼吸が浅くなってしまうのです。

そこで、1時間に1回は一度立ち上がり座り直すことで、姿勢をリセットしていただきました。

 

長時間パソコン作業などをしていると、背中が丸くなりがちです。

ですので、1時間に1度は立ち上がり、お尻の下にある硬い骨で座るように意識してください。

 

お尻の硬い骨は座った時にあたる部分にあります。

 

この座り方をすると、丸くなりがちな背中がまっすぐ伸び、姿勢を矯正することが可能となります。

 

3 背中や胸の筋肉をほぐすことが首こり解消の鍵になる

 

3つ目は、丸くなった背中と硬くなった胸を柔軟にする簡単な運動をお伝えいたしました。

この運動を取り組んでいただくと、前側の筋肉がしっかり伸び、胸が開きやすくなります。

1回3秒×3回を、朝昼晩に行っていただくようにお伝えいたしました。

 

運動の手順

 

まずは椅子に座っていただきます。

その時に腰と背中が丸くならないように意識し、背筋をまっすぐ伸ばして座ります。

骨盤を立てるように腰骨を起こして座ってください。

 

小さく前ならえをして、そのまま肘を真横に持ち上げていきます。

 

 

 

 

肩甲骨を寄せるように肘を後ろに引き、そのまま首を上げます。

この姿勢を3秒間キープした後、肘をゆっくり下ろします。

 

※この時、息を止めないようにし、肩がすくまないように注意してください。

 

 

もし、普段と違うような強い頭痛が出た場合は、他の疾患の可能性もあります。

その際は、無理をせず、まずは病院で検査を受けてください。

 

Aさんにはこの3つの方法を2ヶ月間、日常生活に取り入れていただきました。

 

その結果、首こりや頭痛が起こらなくなったと喜びの声をいただけたのです。

 

 

Aさんは、わずか2ヶ月で首こりや頭痛を気にすることなく仕事にも集中できるようになり、家事や育児にも専念できるようになったと教えてくださいました。

 

また、頻繁に繰り返していた寝違えも起こらなくなり、今では湿布を貼ることもなく、頭痛薬を飲むこともなく生活できているとのご報告いただいております。

 

首こりでお悩みでしたらご相談ください

もし、首こりや頭痛でお悩みでしたら、今回ご紹介した3つの方法を2ヶ月ほど続けてみてください。

 

それでも改善が見られない場合は、他にも原因がある可能性があります。

その際は、当院でも施術が可能ですのでお早めにご相談ください。

 

最後までブログをご覧いただき、ありがとうございました。

 

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【監修:なかむら鍼灸接骨院院長 柔道整復師・鍼灸師 中村賢仁】

 

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