「肩こりがひどくなるとこめかみに頭痛がします」
「ひどい肩こりで首が動かない…」
このような不調を予防・軽減する方法をブログにまとめています。
肩こりと頭痛の解消ガイド:こめかみの痛みと吐き気を和らげる方法とは?
こんにちは、大阪市西淀川区佃で「なかむら安楽接骨院」を開業している院長の中村賢仁です。
この度のブログでは、肩こりと頭痛、特にこめかみの痛みや吐き気に悩む方へ向けた解消方法についてご紹介します。
当院でも、肩こりがひどくなると頭痛を訴えて来院される患者さんを多く施術させていただいた経験があります。そうした患者さんにお話を伺うと、
「肩こりがひどくなるとこめかみに頭痛がする」
「ひどい肩こりで首が動かない」
「肩こりがひどくなると、頭痛や吐き気でつらい」
といったことを教えてくださいます。
ですので、この度は肩こりがひどくなると起こる頭痛や吐き気についての対処法をブログにまとめました。
もし、肩こりで頭痛や吐き気がするときには、このブログの内容がお役に立つと考えています。
ぜひ、読んでみてください。
肩こりがひどくなるとこめかみに頭痛や吐き気までする理由は?
「肩こりがひどくなるとこめかみのあたりに頭痛がする」と、60代の女性患者さん(以下N様)はお話しました。
はじめて当院に来院された時にお話を伺うと、
「2ヶ月前から肩こりがひどくて」と、辛そうにお話しくださいました。詳しくお話を伺うと、肩こりがだんだんひどくなり、首まで固まってしまって、こめかみの方にも頭痛がするとのことでした。
N様は肩こりが出た時に、まず病院を受診したそうです。
そこでは首の牽引(首を上に引っ張る医療機器)を使用し、肩に貼る湿布と痛み止めの薬を処方され、1ヶ月間通院していたようですが、スッキリせず、その後また症状がひどくなったため、当院の噂を知人から聞いて来院されたのです。
N様からは、「顔を洗う時も首を動かすことができない状況ですので、洗面台で顔を洗う時に膝をついて洗っている」ということを教えていただきました。
本当に大変だったと思います。
N様が最も困っていることは、
「肩や首のこりがきつくて眠れない」
「起きた時に首が痛く、支えながら起きている」
ということでした。
検査をさせていただくと、
・体がすごく傾いている(右か左に傾いている)
・首や肩周りの筋肉や関節がカチカチに固まっている
状態でした。
特に、体が傾いて倒れそうな状態になっていたことが目につきました。
なぜ、肩こりがひどくなると頭痛や吐き気がするのか?
のべ5万人以上の肩こり患者さんを施術させていただき、気がついたことは「体の傾きからくる肩こり」があることです。
「体の傾きからくる肩こりってなんやねん!」と思われた方も、少しだけお付き合いください。
突然ですが、家の庭にあるホースを使って花や野菜に水を与えることはありませんか?
その際、もしホースがねじれたり曲がったりしてしまうと、水の流れが悪くなり、植物に十分な水が届かなくなりますよね。
これと同じことが、私たちの体で起こると肩こりが起きることがあります。
体が何らかの理由で少し傾いてしまうと、私たちの体はそれを直そうと無意識に筋肉に力を入れます。このとき、筋肉の中を流れる血管も、庭のホースのように曲がったりねじれたりすることがあるのです。
血管がねじれると、血液の流れが悪くなります。
血液は私たちの体にとって重要な、栄養や酸素を運ぶ「水道管」のような働きをしています。この「水道管」がうまく機能しないと、筋肉に必要な栄養や酸素が行き渡らなくなります。
この状態が続くと、筋肉は酸素不足に陥り、それが肩こりの原因となります。
さらに、この問題が解決されないまま時間が経つと、首から脳への血流も悪くなります。これは、あたかも水やりをしているときにホースの先端が詰まり、水が花や野菜まで届かないようなものです。血流が悪くなると、脳への酸素や栄養の供給も不十分になり、結果として頭痛や吐き気を感じることがあります。
つまり、肩こりや頭痛、吐き気は、体の「傾き」から始まり、血液の流れが悪くなることで起こるケースがあります。
当院では患者さんのそういった体の傾きの原因を突き止め、その傾きを解消するために整体や鍼灸治療、高性能医療機器を使って、傾きが正常に戻るように整えています。
施術を行うことによって、体の傾きによって今まで動かなかった関節や筋肉は動くようになります。
今まで体の傾きによって硬くなった筋肉や関節が柔らかくなることによって、血流も良くなり、血液から酸素や栄養が筋肉や関節、脳、内臓に供給できるようになります。
その結果、肩こりや頭痛、吐き気の解消を促せます。
頭痛と吐き気を伴う肩こり:効果的な治療法と自宅でできる対策
この度Nさんは5回目の来院となりました。
3回目の施術後に「肩こりの症状がだいぶ楽になった」と教えてくださいました。
それに伴い頭痛もかなり改善し、頭痛薬を飲むことも、湿布を貼ることも忘れて生活ができているとのことです。私としても本当に嬉しく思いました。
実はN様には毎回の施術の後、自宅でできる簡単なことに取り組んでいただきました。それは、日頃から深呼吸をしていただくことです。
深呼吸をすることで体に酸素をしっかり取り込めるようになります。血中に巡っている酸素を全身に行き渡らせることで、体の疲労を日頃から解消できる効果が期待できます。
肩こりや頭痛に効果的な深呼吸の方法は、呼吸のリズムにポイントがあります。
ポイントは、吸うのが5秒としたら、12秒かけて吐くことです。このような形で、吐くのを長く行うことがコツです。この方法は朝昼晩と1日3回ほど意識して取り組んでいただきました。
もしN様と同じように肩こりがひどくなると頭痛や吐き気がする時には、この深呼吸を取り入れると、肩こりや頭痛を解消するきっかけになる可能性があります。
ぜひ、今取り組まれている肩こりや頭痛の治療と併用しながら取り組んでいただければ幸いです。
ひどい肩こりや頭痛、吐き気といった不調でお悩みでしたらご相談下さい
この度、N様から喜びの声をいただきましたので、ご紹介させていただきます。
Nさんは2ヵ月ほど前から悩んでいました。
睡眠不足でお孫さんと遊ぶのもなかなか億劫になっていたようです。
肩こりが改善してからはしっかり睡眠が取れるようになり、お孫さんと元気に遊べるようになったと喜んでいらっしゃいました。
肩こりや頭痛でお悩みの方の励みになれば嬉しく思います。
最後までブログをお読みいただきありがとうございました。
今後は、Nさんの希望もあり、肩こりや頭痛が起こりにくい体作りをしてほしいとご依頼をいただきました。
今後は全身を診ながら、肩こりや頭痛が起こりにくい体作りをする予定です。
もし肩こりや頭痛でお悩みでしたら、お早めに当院までご相談ください。
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【監修:なかむら安楽接骨院院長 柔道整復師・鍼灸師 中村賢仁】
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