ひどい肩こりは昔の古傷が原因?!実際にあった肩こりの改善例とは?!

今回のブログでは、【ひどい肩こりは昔の古傷が原因?!実際にあった肩こりの改善例とは?!】をご紹介させていただいております。

「肩を揉んでもその場は楽だけど、また肩が凝ってくる。」

「私の肩こりは肩以外にも原因があるんじゃないかと思っている。」

このようなお悩みがある方に、このブログがお役に立てれば幸いです。

 

こんにちは。

大阪市西淀川区佃でなかむら安楽接骨院を開業しております

院長の中村賢仁(なかむらけんじ)です。

 

今回のブログは、私の兄にあった実体験をもとに作成いたしました。

 

 

私の兄は以前から

「肩から首にかけてつっぱり感があって辛い。」

「首が詰まっている感じがして、引っこ抜いて欲しい。」

とよく訴えてきていました。

私は当時まだ学生で身体のことを勉強中でしたので、訴えている肩の筋肉を調べて揉むのですが、

「全然変わらん。よくわからん。」

と言われて、肩こりを改善できない自分の力のなさを痛感したことを覚えています。

頼まれるたびに肩を揉む日々が何年も続きますが、

ある日、あることをすることで兄の肩こりは劇的に改善したのです。

 

今回のブログでは、兄の長年続くひどい肩こりを改善させた、肩こりの原因が昔の古傷にもあった場合の対処法について解説いたします。

お時間があるときに、最後までご覧頂けましたら幸いです。

では、以下の順番でご紹介いたします。

早速まいりましょう。

 

  1. 湿布やマッサージをしても改善しないひどい肩こりの歴史
  2. ひどい肩こりの原因が古傷だったってどういうこと?
  3. ひどい肩こりが古傷が原因だった場合の対処法はこちら!

 

1.湿布やマッサージをしても改善しないひどい肩こりの歴史

今回の兄の肩こり場合、よくよく話を聞いていくとあることに辿り着きました。

兄の肩こりは大学生の時にさかのぼります。

大学生の時、アメリカンフットボールの試合中に転倒によって頭を強く打ち大怪我をしました。

緊急手術により、脳内出血した頭の骨を割って中に溜まった血を抜き、そこにプレートを入れることで無事に一命を取り留めました。

2週間目を覚ますことがなかったため一時はどうなる事かと覚悟していたのを覚えています。

術後、後遺症も少なく普段の生活に戻ったのですが、

そこからしばらくしてから

「肩から首にかけてのつっぱり感」や「首が詰まっている感じ」

が出現してきたと教えてくれました。

それは、湿布やマッサージをしてもなかなか改善しないとも訴えていました。

(実際に私が以前、学生時代に肩だけを揉んでいても改善はしてきませんでした。)

 

そこで手術をしたところをよくよく観察してみるとこんな感じになっていました。

拡大☟

左の頭の後ろ側に手術の跡があり、軽く触れてみると傷口が固くなっていて、その周りの皮膚もそれに引っ張られて固くなっていることがわかりました。

 

2.ひどい肩こりの原因が古傷だったってどういうこと?

私自身、高校生の時に膝の手術を2回経験しました。

手術後、リハビリが終わり曲がらなくなった膝が曲がるようになるのですが、

皮膚が突っ張って膝が曲がりにくい感覚があったのを思い出しました。

その時の、私の膝の傷も兄の頭の傷と同じく固くなっていたのです。

リハビリの先生に相談したところ、

「傷の跡は皮膚が固くなってつっぱってくるので、自分で皮膚を軽くつまんで動かしてね」

と言われたのを覚えています。

そして、調べていくと固くなった傷の周りの皮膚や筋肉の血の流れが悪くなることが皮膚のつっぱり感に影響していることがわかりました。

兄の肩こりも固くなった傷跡に引っ張られて起こっているんではないかと考え、固くなった傷跡に対してアプローチしてみました。

 

3.ひどい肩こりが古傷が原因だった場合の対処法はこちら!

手術後など、大きく切った傷跡は周りの皮膚が固くなり血の流れが悪くなります。

そこの皮膚と筋肉を軽くつまんで動かします。

軽くつまんで☟

動かしていきます。

軽くつまんだまま、上下左右にゆっくり痛みがでないように動かします。

すると、動かしている部分の皮膚が徐々に緩んでつまめるようになってきますので、固い部分に移動してさらにやさしく動かしていきます。

固くなった皮膚をつまんだまま、ご自身で肩を動かしてもらう事もしてもらいました。

赤い丸の部分が固くなっていたのでつまんで動かしました。

首の付け根の部分に傷跡はありませんでしたが、皮膚が固くなっていてそこを柔らかくするとさらに肩の凝りは楽になったそうです。

そして、手術で皮膚の神経も切れるということもありますが、血は栄養や酸素や水分を運んでいるため、固くなっている皮膚や傷跡にある神経も栄養不足になり、触られた感覚などが通常よりも鈍くもしくは敏感に感じるようになっていましたが、そちらの感覚も改善したと言ってくれました。

 

※このような傷にはやらないでください。

・血が出ているような新鮮な傷
・赤く膨れている傷

これらの傷は血の流れの悪さが問題ではないのでやらないでください。

 

まとめ

以上、“ 肩こりの原因が昔の古傷にもあった場合の対処法”を実例を踏まえてまとめてみました。

兄は長年肩こりに悩んでいたので、改善したと言ってくれてとても嬉しかったです。

もし、同じようなご症状でお困りな方のご参考になれば幸いです。

当院では、このような昔にした怪我によって起こるお悩みや症状にも施術を行っております。

お体のことでお困りでしたらお早めにご相談くださいませ。

些細なことでもご質問あれば、下記のLINEで気軽にお尋ねくださいね。

最後までブログを読んでいただきありがとうございました。

 

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【監修:なかむら安楽接骨院院長 柔道整復師・鍼灸師 中村賢仁】

なかむら安楽接骨院